ぼくが愛するロック名盤240 | bookwo^Harm

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僕の積読・乱読リスト
― これから読む本、読みたい本、もう一度読み返したい本 ─

ぼくが愛するロック名盤240
ピーター・バラカン Peter Barakan

ロックはぼくの人生のすべて! 音楽への愛情だけは、誰にも負けない。 数ある作品から「これだけは手放せない!」究極のロックアルバムを240枚厳選! しぼりにしぼった最も愛する必聴盤だ。
アーティスト名、作品タイトル、ジャケット写真、収録曲もすべて網羅。 ロックの入口にいる人、青春のすべてがロックだった人、ロックとは何かを知りたい人必読の一冊。

 1 1960年代―ロックがいちばん熱かった時
 2 70年代前半―名盤がひしめく黄金時代
 3 70年代中盤以降―東京で音楽の仕事を始めた頃
 4 80年代―ポッパーズMTVの時代
 5 90年代―ロックはルーツを掘り下げ始めた

★★★
著者(選者)のピーター・バラカン氏と云えば、'80年代TBS系列で放送されていた「ポッパーズMTV」。彼の飄々としたコメントとユニークな選曲を楽しみに毎度見ていた。小林克也氏の「ベストヒットUSA」とともに忘れられない番組で、今のようにケーブルテレビも普及しておらず、CSやBSもなく元祖MTVが見られない頃の貴重なビジュアルな洋楽情報源だった。
でもって、この類のルーツと云えば何と云っても「NHKヤングミュージックショー」だろう。これは、ビデオクリップとは違って1アーチストのワンマンショーだった。VTRもなかった頃でテレビ画面を写真に撮り、カセットテープに録音しては繰り返し繰り返し聞き込んだものだった。
結婚し、子どもが生まれてからは洋楽を見聞きする機会も減り、僕の耳は90年くらいで止まってしまっていたが、娘が大きくなり徐々に同じような音楽を聴けるようになったことがとても嬉しい今日この頃。この本で紹介されている音楽をこれから一緒に楽しみたいと思う。